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翻訳後修飾を行う植物タンパク質チロシン硫酸転移酵素の立体構造解析

研究課題

研究課題/領域番号 16K07273
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 構造生物化学
研究機関九州大学

研究代表者

角田 佳充  九州大学, 農学研究院, 教授 (00314360)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード硫酸転移酵素 / 結晶構造解析 / タンパク質チロシン硫酸化 / 蛋白質 / 酵素反応 / 構造解析
研究成果の概要

タンパク質の翻訳後修飾の一つであるチロシン残基の硫酸化の詳細な分子メカニズムを明らかにするため、植物であるシロイヌナズナ硫酸転移酵素と動物であるヒト硫酸転移酵素の二種類について、立体構造解析を行なった。シロイヌナズナ硫酸転移酵素については、立体構造決定に至らなかったが、ヒト硫酸転移酵素については、2種類の基質との複合体を決定することに成功した。これにより、TPSTの基質認識機能の分子メカニズムについて、多くの情報が得られた。以上より、タンパク質の翻訳後修飾であるチロシン残基の硫酸化反応についてより一般性を持った理解をえることに成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒト硫酸転移酵素の立体構造情報を得たことにより、主要なタンパク質の翻訳後修飾の一つであるチロシン残基の硫酸化の詳細な分子メカニズムを明らかにすることができた。多くのタンパク質はチロシン残基が硫酸化することにより、その生理活性が変化する。今回の情報から、この反応を人工的に制御できる可能性が高まったことから、今後の多くの展開が期待できる。

報告書

(2件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 翻訳後修飾を行うヒトタンパク質チロシン硫酸転移酵素の結晶構造解析2016

    • 著者名/発表者名
      角田佳充
    • 学会等名
      日本蛋白質科学会年会
    • 発表場所
      福岡国際会議場
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2025-01-30  

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