研究課題
基盤研究(C)
Ci-YFV-1, 2, 3、および、Ci-YFLは、ホヤで初めて発見されたペプチドであるが、その生物学的役割は不明である。本研究では、機械学習法によるペプチド‐受容体相互作用予測、並びに、分子生物学的手法を用いることで、Ci-YFV-1, と-3受容体を決定した。さらに、それらが神経複合体と出水口に共通して発現していることに加え、前者は内柱に、後者は入水口に多く発現していることを明らかにした。
本研究成果により、これまで全く不明だったホヤ特異的な神経ペプチドやペプチドホルモンの生物学的な役割を解明することや、神経系や内分泌系がどのように進化・多様化してきたかをという、生物の本質的な問いに答える研究に展開できることが期待できます。さらに、本研究で開発した機械学習システムを活用することで、ヒトをはじめとする生物に存在する神経ペプチドやペプチドホルモンの受容体を高い確率で、そして、短時間で予測することが可能となり、これまで知られていなかったペプチド‐受容体の相互作用の法則を解明し、その成果を創薬に応用できます。
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