研究課題/領域番号 |
16K07438
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
橘木 修志 大阪大学, 生命機能研究科, 准教授 (70324746)
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研究分担者 |
妹尾 圭司 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (50283908)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 視細胞 / 錐体 / 桿体 / 脂質組成 / タンパク質組成 / 光応答 / 動物生理化学 / 動物 / 感覚 |
研究成果の概要 |
本研究では、錐体・桿体の光受容部(外節)のおける脂質組成・タンパク質組成の違いに着目し、これらの違いが細胞の光に対する応答 にどのような影響を与えるか解明することを目的とした。 本研究では、まず、コイを材料として、脂質、タンパク質の組成の違いの詳細を解明した。次に、桿体と錐体の間で見られたタンパク組成の違いが光応答に及ぼす影響を解析するため、特定のタンパク質を欠失させたときにどのような応答になるか調べることにし、遺伝子改変動物の作成を行った。また、脂質組成の違いが光応答に及ぼす影響を解析するため、脂質組成を薬剤を使って変化させたときに酵素反応がどのように変化するかを解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
錐体と桿体で光に対する応答の仕方が異なる原因はなにか、について、従来、光を吸収してから細胞が電気的に応答するまでに働く各種の酵素反応の効率に着目した解析が行われてきたが、本研究により、それ以外にも応答に関与しうる要素の候補をあげることが出来た。この成果は、視細胞に限らず、細胞応答の様子がどのように決まるのか、どのようにしたら変えることができるのか、を検討する上で役に立つと考えられる。
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