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出芽酵母におけるリボソーム分解を介したストレス適応化機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K07657
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用微生物学
研究機関東京大学

研究代表者

小川 哲弘  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40323480)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードリボソーム / リボヌクレアーゼ / ストレス応答 / ストレス / 細胞応答
研究成果の概要

タンパク質の工場であるリボソームは、栄養が豊富な条件では盛んに合成されるが、貧栄養環境では逆に負荷となる。そこで、出芽酵母では、栄養飢餓に応答してリボソームが分解され、これを介して貧栄養状態への適応化が図られる。
リボソームは、リボソームRNA(rRNA)とリボソームタンパクから構成される複合体である。本研究、およびこれまでの研究成果から、リボソームタンパクおよびrRNAが共にオートファジーに依存して分解されることが示された。また、このrRNA分解がオートファジーを活性化し、リボソーム分解を促進することも明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我々を取り巻く環境には様々なストレスが存在する。生体を構成する細胞は、こうしたストレスに適応する能力を備えている。この適応化の破綻は細胞にとって有害であり、時として細胞死をもたらす。こうしたことから、ストレス環境への適応メカニズムの理解は重要な課題である。本研究は、貧栄養条件に対する適応化メカニズムについて、細胞に多量に存在するリボソームの動態に注目し、これを明らかにしようとするものである。リボソームの動態と適応化との関係性については未だ多くの不明な点が存在するが、本研究により新たな視点が拓けるものと期待される

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 普遍的リボヌクレアーゼRNase T2の哺乳動物における機能解析2018

    • 著者名/発表者名
      小川哲弘、岩本京夏、隅倉敦美、内田萌菜、藤井渉、チェンバーズ・ジェームズ、米澤智洋、日高真誠、角田茂
    • 学会等名
      日本農芸化学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] ラパマイシンに応答したリボソーム分解機構の解析2017

    • 著者名/発表者名
      山田陸翠、赤川博文、陣内凱、島日佳理、小川哲弘
    • 学会等名
      酵母遺伝学フォーラム
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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