研究課題/領域番号 |
16K07766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
塩野 義人 山形大学, 農学部, 教授 (80361278)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ナラ菌 / Raffaelea quercivora / Scytalone / 植物内生菌 / 植物毒性 / ナラ枯れ / シタロン / 抗菌活性 / scytalone / 微生物 / 里山 / 生理活性物質 / 森林 |
研究成果の概要 |
ナラ菌 (Raffaelea quercivora) の植物毒性物質や代謝産物に含まれる成分のうち、植物に対して毒性を示す物質や培養抽出物中に含まれる特徴的な代謝産物を明らかにすることを目的とした。その結果、ナラの木のおがくずを培地に添加した条件において、dioxotetrahydrofuro[3,4-b]furan 骨格を有する新規物質を生産することが判明した。また、レタスの幼根に対する阻害活性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに、明らかになっていないナラ菌の生産する植物毒性物質を探索することであり、明らかになった物質の構造から、生理活性試験や活性の予測を行い、ナラ枯れの萎凋メカニズムを解明する一つの手がかりとする。さらに、ナラ菌の生産する植物毒性物質の生産を抑制する作用を有する菌類を樹木内生菌類に求め探索し、新たなナラ枯れ抑制方法を提案することができる。
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