研究課題/領域番号 |
16K07772
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
廣嶋 卓也 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 講師 (40302591)
|
研究分担者 |
中島 徹 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (10598775)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 間伐 / 都道府県 / 搬出 / 燃料材 / 最適採材 / 都道府県別 / 用途別 / LYCS / 木質バイオマス / 採材 |
研究成果の概要 |
本研究では都道府県別に,間伐の面積や搬出材積を予測するモデルを開発した。搬出材積については,径級別・材長別に生産量を算定し,用材・燃料材といった用途別の配分を考慮した。そして開発したモデルを用いて,2020年国産材生産目標3,200万m3の達成可能性を検討するため,「すう勢」,「主伐重視」,「間伐重視」の3つのシナリオに従い,2020年までの間伐材生産量の予測を行った。結果として,2020年の生産目標は,いずれのシナリオでも達成できる見込みであり,直近の生産目標を達成する上では,現状の間伐傾向で問題ないことが示唆された。また各県にて,間伐材積の2-3割が燃料材に配分されることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果のアウトリーチとして,用途別(用材・燃料材)間伐材生産量の予測結果や,2020年国産材生産量3,200万m3の達成可能性(シミュレーションの結果,直近の生産目標を達成する上では,現状の間伐傾向で問題ないことが示唆された)を,学会,シンポジウム等を通じて,公表することにより,国,地方自治体,民間事業者といった様々なレベルにおけるバイオマス発電所/ボイラーの設置計画や燃料材の調達見通しに関する施策・事業計画の意志決定に寄与する。
|