研究課題/領域番号 |
16K07897
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
松田 敏信 鳥取大学, 農学部, 教授 (40301288)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マイクロマーケティング / ビール系アルコール飲料 / 消費者の異質性 / 品目の異質性 / 店舗系列の異質性 / 階層ベイズモデル / ホームスキャンデータ / ランダム効果 / POSデータ / 農産物直売所 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / ポアソン回帰 / マイクロ・マーケティング / 食料・農産物需要 |
研究成果の概要 |
近年,消費者ニーズの多様化を背景にマイクロマーケティングが注目されている.本研究は消費者の異質性,品目の異質性,店舗系列の異質性という3つのランダム効果を含む階層ベイズモデルを用い,ビール系アルコール飲料需要に関する大標本ホームスキャンデータを推定した.消費者,品目,店舗系列のランダム効果を同時に推定したのは本研究が初めてであり,階層ベイズモデルを用いてビール系アルコール飲料の国内需要を分析したのも本研究が初めてである.また本研究の標本サイズは,階層ベイズモデルを推定した既存研究を大きく超えている.本研究により消費者別,品目別,店舗系列別にビール系アルコール飲料の需要分析・予測が可能になった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,少子高齢化による人口減少や消費者ニーズの多様化などを背景に,従来のマスマーケティングに対し,消費者一人ひとりは異質だという認識のもとで消費者の区分を細分化したマイクロマーケティングや個々の消費者に焦点を当てたワントゥワンマーケティングが注目されている.本研究は消費者の異質性,品目の異質性,店舗系列の異質性という3つのランダム効果を含む階層ベイズモデルを用い,ビール系アルコール飲料需要に関する大標本のホームスキャンデータを推定した.実務面では,本研究の成果により個々の消費者ごと,個々の品目ごと,個々の店舗系列ごとにビール系アルコール飲料の需要を分析したり予測したりすることが可能となる.
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