研究課題/領域番号 |
16K07906
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
|
研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
西野 真由 愛知県立大学, 外国語学部, 准教授 (40381743)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 技能実習生 / 農業 / 中国 / 技能実習制度 / 送り出し機関 / 外国人労働者 / 技能実習生派遣企業 / 労働力不足 |
研究成果の概要 |
本研究では、農業分野の技能実習生を主な対象とし、技能実習生の送り出し国(中国)と受け入れ国(日本)における現地調査から、技能実習制度の実態とその課題について検討した。中国の技能実習生派遣企業の調査から、派遣前教育等の一連の業務は、派遣システムの円滑な運用に一定の役割を果たしていた。日本の農業関連産業における調査から、技能実習生の受け入れに加え、生産管理を担う外国人材の受け入れが進んでいることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、日本における外国人労働者の受け入れは急速に拡大している。2018年12月には、第197回臨時国会において在留資格「特定技能」の新設と出入国在留管理庁の設置が決定し、今後、さらに外国人労働者の受け入れが進むことが考えられる。本研究では、中国の技能実習生派遣企業の調査から、送り出し側の派遣の動向、派遣システムの実態を明らかにした。農業分野の技能実習生に関する先行研究は、多くが日本到着後の就労実態、地域の就業構造、農家の経営規模拡大との関連に関する研究である。また、今後、日本が長期的に外国人労働者の受け入れを進めるならば、送り出し地域の派遣に関わる実態を把握することは重要といえる。
|