研究課題/領域番号 |
16K07938
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
大澤 和敏 宇都宮大学, 農学部, 准教授 (30376941)
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研究協力者 |
Huang Chi-Hua
Flanagan Dennis C.
後藤 慎吉
干川 明
池原 吉克
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 土壌侵食 / WEPPモデル / 土壌環境保全 / 環境保全型農業 / 農業工学 / 気候変動 / 受食係数 / 環境調和型農林水産 / 水・物質動態解析モデル |
研究成果の概要 |
本研究課題では,農林地や流域における土壌保全および流域水・物質動態解析の主要なシミュレーションモデルであるWEPP(Water Erosion Prediction Project)を対象として,日本をはじめとする諸外国でもモデルの適用性を向上させるため,気象や土壌情報を統合的に整備し,その共有化を図るため,室内実験,現地試験,そして数値シミュレーションを通して遂行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では,農地保全や流域物質動態の健全化の観点から重要視されている土壌侵食および負荷物質の流出に関する解析モデルの適用性を向上させるため,気象や土壌情報を統合的に整備する研究を遂行した。これにより,これまで多大な時間と労力をかけていたモデルの入力データの作成が飛躍的に容易になること,検討が不十分であった米国以外の土壌の受食性の評価が系統的になされることによって,物質動態の基盤となる土壌侵食の予測精度の向上が期待できること,同一の解析モデルと同質の入力データを用いる本解析によって,予測精度の不均一性がなくなり,各地域で今後展開すべき侵食防止対策の具体的検討が可能となる。
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