研究課題/領域番号 |
16K08001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
山村 崇 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門 家畜育種研究繁殖領域, 主任研究員 (60582723)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ニューロキニン / 性腺機能賦活化 / ヤギ / ウシ / 受胎率 / 家畜 |
研究成果の概要 |
種畜においてもニューロキニンB(NKB)は、繁殖制御中枢の一翼を担うGnRHパルスジェネレータ活動を刺激し、性腺刺激ホルモン分泌を促し、性腺機能を賦活化する作用を有することが明らかになった。このことから、今後NKB受容体作動薬の適切な投与量、投与方法を詳細に検討することで、種畜側からも受胎率の改善に寄与できることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
NKBの作用により、性腺の機能を繁殖機能の上位中枢から制御でき、精巣の機能を適度に賦活化できる可能性が示されたことから、暑熱やストレスの影響で繁殖機能が衰えた種畜を人為的に回復できる可能性が示された。また、NKBは繁殖中枢に働きかけることから、末梢器官へ製剤を直接的かつ薬理的に作用させるよりも、動物本来の繁殖機能をバランス良く高めることができ、従来の繁殖機能改善方法よりも優れた効果により受胎率の改善に寄与できることが期待される。
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