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ウイルスの細胞内侵入経路を標的とした猫伝染性腹膜炎に対する治療法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 16K08053
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 獣医学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

遠藤 泰之  鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 教授 (90332600)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード猫伝染性腹膜炎 / 獣医学 / ウイルス
研究成果の概要

猫伝染性腹膜炎は猫コロナウイルス感染にともなう致死性の疾患であるが、治療法は未だ確立されていない。そこで本研究では、FCoVのレセプターに着目し、レセプターを標的とした積極的な抗ウイルス療法を確立することを目的とした。II型ウイルスのレセプターはAPNであり、そのリガンドであるウベニメクスはウイルス増殖抑制することはすでに示してきた。しかしI型ウイルスのレセプターはいまだ不明であったため、その同定とウイルスエンベロープ蛋白とレセプターの結合領域の同定し、さらにそのリガンドの検索を試みた。しかし研究期間中にI型ウイルスのレセプターの同定には至らなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回は研究期間内に最大の目標としてきた、I型猫コロナウイルスのレセプターの童貞には至らなかったが、この感染症に対する新たな治療戦略の一つの方法は示すことができたのではないかと思われる。II型ウイルスについては、まだin vitroの段階ではあったが、明らかなウイルス増殖抑制効果が見られたことから、これが実際に生体内で再現されれば治療法確立につながる可能性がある。I型ウイルスに対しても同様の効果が期待できることから、これが確立されれば小動物臨床の現場に貢献できる研究成果が得られるのではないかと考えている。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)

  • [学会発表] FIPをめぐる最近の話題 ~病態・診断・治療~2017

    • 著者名/発表者名
      遠藤泰之
    • 学会等名
      日本獣医内科学アカデミー
    • 発表場所
      パシフィコ横浜(神奈川県・横浜市)
    • 年月日
      2017-02-17
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] FIPをめぐる最近の話題 ;病態・診断・治療2017

    • 著者名/発表者名
      遠藤泰之
    • 学会等名
      日本獣医内科学アカデミー学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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