研究課題/領域番号 |
16K08155
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
小暮 紀行 千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教 (80396689)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アルカロイド / 不斉全合成 / インドール / アクアミリン / ゲルセミウム / コプシア |
研究成果の概要 |
我々は植物に含有されるアルカロイド(窒素原子を含む化合物群)にターゲットを絞り、新薬の候補となる分子を追求する研究において世界をリードしてきた。本研究では、オリジナルの新しい合成ルートを適用した複雑なモノテルペノイドインドールアルカロイド類の全合成に取り組み、ストリクタミン、プレイオカルパミン、ノルマバキュリン、C-マバキュリン、アンドランギニン、コプシユンナニンEなどの全合成を達成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
モノテルペノイドインドールアルカロイドには強力な活性を有する化合物が多く、既に医薬品として使用されている化合物も多い。今回我々がモノテルペノイドインドールアルカロイドを多数全合成したことにより、未だ全合成が達成されていないインドールアルカロイド類の合成に有用な手法を示したと言える(有機合成化学分野への貢献)。 また、全合成を達成した化合物やそれらの誘導体が新薬となる可能性につながる初めの一歩であり、非常に意義が大きい(薬学分野および社会への貢献)。
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