研究課題/領域番号 |
16K08160
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山田 耕平 金沢大学, 薬学系, 助教 (40583232)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | トリアジニルアンモニウム塩 / 光レドックス触媒 / トリアジン / 光反応 / ラジカル / 有機化学 |
研究成果の概要 |
トリアジニルアンモニウム塩を基盤とする光励起型アルキルラジカル発生法を開発した。トリアジニルアンモニウム塩に対するUV照射による直接的なラジカル発生は種々検討した結果、困難であることが明らかになった。一方で、ある種の金属光レドックス触媒と還元剤存在下、可視光を照射すると、トリアジニルアンモニウム塩からアルキルラジカルが発生し、共存するマイケルアクセプターと反応し目的の付加体を収率73%で与えることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有機化学において、あらゆる官能基を自在に操り合成することは究極的な目標の一つである。水酸基やカルボキシ基、アミノ基は自然界に多く存在する官能基である。水酸基やカルボキシ基は数多くの官能基変換法が開発されている一方で、アミノ基を他の官能基に置換する実用的な方法は極めて少ない。そのため、種々の官能基存在下、自在にアミノ基を他の官能基に変換できるようになれば、多様な有機合成の局面において、極めて有効な手法となり得る。
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