研究課題/領域番号 |
16K08178
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
三浦 剛 東京薬科大学, 薬学部, 教授 (40297023)
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研究分担者 |
平島 真一 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (80642264)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 有機触媒 / 不斉反応 / 有機化学 / 触媒・化学プロセス / 薬学 |
研究成果の概要 |
有機分子触媒を用いた立体選択的な反応は,環境に優しい合成法として近年注目を集め,医薬品合成への応用が期待されている。しかし,その触媒効率(高用量,長時間の反 応時間)は必ずしも満足できるものではなく,より効率的な有機分子触媒の開発が待ち望まれている。そこで,これまで報告例の無いプッシュ・プル-エチレン型の有機分子触媒を開発し,種々の立体選択的不斉反応への応用に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環境負荷の大きい金属試薬や金属触媒を使用せずに,有機分子触媒を用いて,光学活性な中間体を合成する化学技術は,今後の医薬品合成に必要不可欠な方法論となりえます。また,医薬品中への金属の混入も起こりえないことからも,安心安全に臨床現場に医薬品を届ける化学技術です。近い将来,この度の研究助成金で開発された有機分子触媒および不斉反応によって得られた光学活性合成中間体から,医薬品が製造されることが大いに期待されます。
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