研究課題/領域番号 |
16K08184
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
濱本 博三 名城大学, 農学部, 准教授 (40365896)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 固相試薬 / 酸化反応 / 機能性高分子 / フッ素系アルコール / 有機合成化学 / 高分子化学 / 繊維質 / 触媒反応 / 有機化学 / 触媒 / 機能材料 / フルオラスケミストリー |
研究成果の概要 |
高分子を活用すると従来の均一系では得られない反応媒体を形成させることが可能である。そのため高分子を活用する反応系の設計は新たな機能性反応システムを構築するための有効な手段となりうる。本研究では、含フッ素ユニットを持つ合成高分子や天然高分子のキチンを用いて固相フルオラス媒体を調製し、固相フルオラス媒体の活用が超原子価ヨウ素試薬、ラッカーゼ、NHPIを用いる酸化反応の活性化に適していることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般的な高分子等を利用する固相反応系は、試薬の回収・再利用が可能になり、試薬由来有害物の混入リスクの低減を可能にするため、医薬品の製造上重要であるが、均一溶液系反応と比べて反応性が低下するのが課題であった。均一溶液系と同等以上の活性発現が可能な固相反応系を設計するための新たなアプローチを示した本成果は、触媒化学・機能材料化学分野研究と融合させることにより安全な医薬品製造プロセスや環境低負荷型製造プロセスの開発に繋がる。
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