研究課題/領域番号 |
16K08219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
津元 裕樹 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (00409385)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | O-GlcNAc / プロテオミクス / 質量分析 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、2段階クリック反応を利用したO-GlcNAc化プロテオーム解析法の開発と糖尿病モデル動物への応用を目的とした。モデルペプチドを用いた検討により、2段階クリック反応を利用してO-GlcNAc化ペプチドを濃縮できることを実証した。糖尿病モデル動物の腎臓を用いてO-GlcNAc化プロテオーム解析を行い、28のタンパク質に由来する34のO-GlcNAc化ペプチドを同定した。また、相対的定量解析を行い、2倍以上に増加あるいは減少するO-GlcNAc化タンパク質を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タンパク質のO-GlcNAc化は血糖値によって変化することから、糖尿病において重要な修飾である。本研究課題により、糖尿病モデル動物の腎臓で増加あるいは減少するO-GlcNAc化タンパク質の同定に成功した。今後、これらの生物学的な意義を明らかにすることで、糖尿病性腎症の病因・病態の解明に繋がる可能性がある。
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