研究課題/領域番号 |
16K08295
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
津田 正史 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 教授 (10261322)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 二次代謝産物 / 生物活性物質 / 渦鞭毛藻 / 細胞増殖阻害 / 天然活性物質 / 細胞増殖活性 / 殺細胞活性 |
研究成果の概要 |
本研究では、アンフィジニウム属渦鞭毛藻に含まれる細胞増殖制御物質の探索の一環として研究を進めることで、西表島産のアンフィジニウム属海洋渦鞭毛藻KCA09053株より、2種の新規細胞増殖阻害物質イリオモテオリド-10aと12aを、同じくKCA09052株より新規細胞増殖阻害物質イリオモテオリド-9aと11aを単離し、それらの化学構造を明らかにしてきた。西表島産のアンフィジニウム属海洋渦鞭毛藻HYA024株より新規25員環マクロリド・イリオモテオリド-8aならびにアンフィリオニン-1についてスペクトルデータの解析に基づいてそれらの構造を解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
得られた化合物はいずれも特異な化学構造を有する新規化合物であり、合成化学研究のターゲットとして注目される。これらの化合物の生物活性をより詳細に検討することで、新しい細胞増殖制御につながるメカニズムの解析につながるものと期待され、がんを始めとする様々な疾患の予防・治療につながるリード分子になると期待され、学術的・社会的に有用な成果である。
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