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NMRメタボロミクスによる生薬原料の品質評価法確立

研究課題

研究課題/領域番号 16K08302
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 天然資源系薬学
研究機関城西大学

研究代表者

鈴木 龍一郎  城西大学, 薬学部, 准教授 (20415201)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードNMRメタボロミクス / 生薬 / 品質 / シャクヤク / 産地 / 桂皮 / 芍薬 / カンゾウ / 生薬原料 / 品質評価
研究成果の概要

我が国の漢方薬による医療を継続させるためには、その原料である生薬の安定的供給が必要となる。そのためには生薬の品質を客観的に評価できる手法の確立が求められるため、本研究では、その手法の一つであるNMRメタボロミクスの有効性について検討した。その結果、モデル生薬として用いたカンゾウは、その種の違いを区別することが可能であり、ケイヒについては食用と局方品とを識別することが可能であった。それに対してシャクヤクは産地ごとに分類することができなかった。シャクヤクについては前処理の必要性が示唆された。本研究によって、NMRメタボロミクスは生薬の品質評価方法として有効であることが確認できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国における漢方薬の原料である生薬は中国からの輸入に頼っているが、供給に懸念があることから生薬の国内栽培化が進められている。しかし、国内栽培するためには生薬の品質を評価する方法が必要である。本研究課題はその生薬の評価方法をNMRメタボロミクスという技術を応用して確立するものである。本課題で得られた成果は、将来の我が国における漢方薬による医療に貢献するものとなる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Distinguishing Glycyrrhiza species using NMR-based metabolomics2018

    • 著者名/発表者名
      R. Suzuki, F. Nakano, H. Ohno, T. Murakami, Y. Okada and Y. Shirataki,
    • 雑誌名

      Nat. Prod. Commun.

      巻: 13 ページ: 71-73

    • NAID

      120007163268

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] NMRメタボロミクスを用いたケイヒの産地比較2018

    • 著者名/発表者名
      粕谷優貴、鈴木龍一郎、北村雅史、榊原巌、白瀧義明
    • 学会等名
      日本生薬学会第65回年会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] NMRメタボロミクスによるカンゾウ属(Glycyrrhiza)植物の判別2018

    • 著者名/発表者名
      ○鈴木 龍一郎、中野 扶佐子、大野 裕和、 村上 敏之、岡田 嘉仁、白瀧 義明
    • 学会等名
      日本生薬学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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