研究課題/領域番号 |
16K08351
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
菅野 裕一朗 東邦大学, 薬学部, 講師 (40453849)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 核内受容体 / 受容体型転写因子 / 遺伝子発現調節 / 転写共役因子 / 異物代謝 / 構成的アンドロスタン受容体 / 薬物代謝酵素 / エピジェネティック / エピジェネティクス / cytochrome p450 / 発現制御 / 転写調節 / 薬学 / 薬物代謝調節 |
研究成果の概要 |
核内受容体核内受容体CARは、様々な環境化学物質や医薬品などの生体外異物をリガンドとして、異物の代謝などで重要な役割を果たしている。しかしながら、CARによる転写調節機構についてはほとんど検討されていない。そこで、CARによる転写活性化に重要な因子(転写共役因子)を明らかとするために、CAR結合タンパク質の同定を行った。その結果、CAR結合タンパク質として同定された、TRIM24やCCAR1がCARの転写共役因子として、CARによる転写活性化の転写調節などの機能を担っていることを明らかとした。またこれらの転写共役因子はCARによる遺伝子転写調節に遺伝子選択的にかかわっていることを明らかとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、まだ不明な点が多い受容体型転写因子による遺伝子選択的な発現調節機構の一端が明らかとなった。受容体型転写因子である核内受容体による選択遺伝子発現機構の解明は、選択的核内受容体調節薬のような作用を選択的に利用できる医薬品の開発の一助になると考えている。
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