研究課題
基盤研究(C)
胆管細胞癌の肺転移・肝転移モデルを作成し、CD147が上皮間葉転換により転移に重要であることを示した。肝吸虫感染に由来する胆管細胞癌を用いて患者腫瘍組織移植モデル(Patient-derived xenografts; PDX)の作成を試みた。16例中12例でPDXが樹立され、PDXから5例の細胞株が樹立された。原発性滲出性リンパ腫ではオートファジーが亢進しており、オートファジーを阻害するとERストレスが亢進してアポトーシスに陥ること、転写因子PU.1がメチル化されており、PU.1の活性化によりアポ-トーシスに陥ることを証明した。
高度免疫不全マウスへの移植系を用いて難治性腫瘍であるヒト胆管細胞癌と悪性リンパ腫にヒト由来腫瘍細胞を移植する事でマウス生体内に「ヒトのがん微小環境」を構築した。本系は、ヒト腫瘍のAvatarとして難治性腫瘍の病態解析と治療薬開発に有用な系として期待される。また、悪性リンパ腫のエピジェネチックな制御機構の一端を解明し、新規治療法開発の可能性を示唆した。
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すべて 国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (18件) (うち国際共著 10件、 査読あり 16件、 オープンアクセス 11件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 7件、 招待講演 3件) 備考 (4件)
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