研究課題/領域番号 |
16K08769
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
川本 進 千葉大学, 真菌医学研究センター, 客員教授 (80125921)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 低酸素 / 細胞周期 / 病原酵母 / 環境応答 / シグナル伝達 / 病原真菌 / 低酸素ストレス / 細胞周期制御 / クリプトコックス / 真菌 / 感染症 / 低酸素応答 |
研究成果の概要 |
我々は、先行研究より、病原酵母 Cryptococcus neoformans (クリプトコックス) において、低酸素ストレス応答機構と細胞周期制御機構とは深く関連していることを明らかにしており、本菌の低酸素ストレス応答機構の解析をさらに進めるとともに、それに深く関連する細胞周期制御機構を含めた全体像を探るため、本菌の細胞周期制御機構関連遺伝子などの解析を進めた。また、上記に関連して、クリプトコックスのカイコ感染モデルや低酸素応答機構、中枢神経親和性などについて、考察を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
病原酵母Cryptococcus neoformans (クリプトコックス) は我が国に常在する真菌の中で最も病原性が強く、易感染患者、特にエイズ患者の直接死因としても極めて重要な真菌であり、さらなるその基礎研究が強く望まれて来た。我々は、クリプトコックスの細胞周期制御機構を研究中に、本菌のユニークな低酸素ストレスへの応答現象を見出し、解析して来たが、本研究により、本菌の低酸素ストレス応答機構や細胞周期制御機構、また、それらの関連性の解析、考察を進め、分子細胞学的理解がさらに進んだ。
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