研究課題/領域番号 |
16K08968
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
山城 安啓 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50243671)
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研究分担者 |
亀崎 豊実 自治医科大学, 医学部, 教授 (90316513)
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研究協力者 |
服部 幸夫
中森 義季
大峠 ふくみ
高木 文也
森 健太郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 赤血球結合IgG / クームス試験 / フローサイトメートリー / AIHA / MFID / フローサイトメトリー / IgG1 / IgG3 / 自己免疫性溶血性貧血 / Coombs試験陰性 |
研究成果の概要 |
我々はクームス試験に代わるフローサイトメーターを用いた赤血球結合IgG測定法を確立した。AIHA(自己免疫性溶血性貧血)の診断にはクームス試験が使用されているが、赤血球結合IgGを定量的に測定することができない。RIA法による赤血球結合IgG測定法があるが放射性同位元素を使用するため日常検査としては不向きである。平均赤血球結合IgG数はMFIDを単位として表した。健常人80検体から基準値を9.72以下とした。クームス陽性および陰性AIHAではMFIDは基準値を超えていた。クームス試験が陰性化した治療中の患者でMFIDが基準値を超えている症例があった。MFIDは治療効果の判定にも有用である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回開発したクームス試験に代わるフローサイトメートリーによる赤血球結合IgG測定法は日常検査として導入が可能である。また、感度もクームス試験より高く、定量性もあるためAIHAなどの診断、治療効果や予後判定に利用可能である。新規の検査法として広く利用されることを期待する。
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