研究課題/領域番号 |
16K08997
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
高森 建二 順天堂大学, 医学部, 特任教授 (40053144)
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研究分担者 |
冨永 光俊 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 先任准教授 (50468592)
鎌田 弥生 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00410035)
梅原 芳恵 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 博士研究員 (40707072)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | かゆみ過敏 / サテライトグリア / アトピー性皮膚炎 / 感覚神経 / リポカリン2 / サテライトグリア細胞 / かゆみ / 後根神経節 / 難治性かゆみ |
研究成果の概要 |
本研究ではsatellite glial cell(SGC)が産生するリポカリン2 (LCN2)に着眼し、アトピー性皮膚炎(AD)における末梢性かゆみ過敏のメカニズムの解明と治療法の開発を目指した。行動学及び薬理学的解析から、SGC由来LCN2のかゆみ過敏の発症への関与は低く、その一方で皮膚炎の増悪に関与することが示唆された。本成果は、LCN2を標的としたADの抗炎症薬の開発に繋がると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、世界的にアトピー性皮膚炎(AD)の有病率は上昇しており、本研究領域への国民の関心も非常に高い。このような背景において、後根神経節(DRG)とsatellite glial cell(SGC)の相互作用に着眼した本研究成果は体性感覚分野の発展に役立つとともに、将来、『難治性かゆみの克服』と『QOL向上』に向けたADの新規治療法の開発に結び付くことが期待される。
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