研究課題/領域番号 |
16K09020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
妹尾 淳史 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (00299992)
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研究協力者 |
鈴木 政司
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 拡散テンソル解析 / 拡散MRI / MRIファントム / FA値 / 拡散テンソル / ニューロ解析 / 拡散尖度解析 / Kurtosis / 拡散異方性 / MK値 / 拡散MRI / MRIファントム / FA値 / 医療・福祉 / 生物・生体工学 / 解析・評価 / 画像 |
研究成果の概要 |
本研究の最終目標は、商用化に耐えうるMRI拡散テンソル解析用の定量評価ファントムを世界に先駆けて開発することである。本研究の目的はヒトの脳に近い拡散テンソル解析の定量値を持つ木材を見つけることである.75種類の木材を拡散強調画像を撮像してFA値,AD値,RD値,RK値および,AK値を算出した.算出された定量値はヒトの脳の定量値と類似していることを明らかにした.1年間にわたる解析値の経時変動は最大8%以下であった.同一木材種でも解析値には約14%の差異があった. 本研究の成果として,木材はMRI拡散テンソル解析用の定量評価ファントムの材料として適していることを明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題による成果は,木材がMRI拡散テンソル解析で定量評価が可能であり、かつ長期保管でも腐食や変形せず、神経交差を模擬することが可能なファントムの材料としての適していることを明らかにした点で学術的に大きな意義を持っている.本研究課題はファントムの商用化も視野に入れており,社会的にも大きな意義を持っている.
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