研究課題/領域番号 |
16K09128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
和田 恵子 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00532673)
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連携研究者 |
永田 知里 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30283295)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 受動喫煙 / アレルギー / 胎児期 / 小児期 / 疫学 |
研究成果の概要 |
疫学研究を行い、胎児期、小児期のたばこ煙への暴露がその後のアレルギー疾患の発症に与えるインパクトを評価した。その結果、妊娠中の母の尿コチニン値(胎児期のたばこ煙への曝露)と臍帯血のIgE値、小児期の気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎に有意な関連はみられなかった。また、幼児において、両親、同居者の喫煙状況、尿中コチニン値(幼児期のたばこ煙への暴露)と気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の有病に有意な関連はみられなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、胎児期、幼児期のたばこ煙曝露と気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎のリスクとの間に有意な関連はみられなかったが、出生前後や幼少期にたばこ煙に暴露されることが、将来の健康や病気の罹患にどのような影響を与えるかはいまだよくわかっていないので、今後も研究が必要である。
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