研究課題/領域番号 |
16K09144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 和洋女子大学 (2018-2019) 昭和大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
金井 智恵子 和洋女子大学, 人文学部, 准教授 (00611089)
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研究分担者 |
太田 晴久 昭和大学, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (00439366)
加藤 進昌 昭和大学, その他部局等, 発達障害医療研究所 所長 (10106213)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 発達障害 / 視線計測 / 臨床研究 / 医療・福祉 / 衛生 |
研究成果の概要 |
ASDの診断システムの確立として、ASDの特性を明らかにした。成人ASDの主な研究は、「言語発達の特性」を明らかにし、ASDにおける特異的言語の獲得がなされていることが示された。また非接触型情動反応評価のASD の診断における有効性を検証した。一次の視点取得課題においてもASDが定型発達群とは異なるストラテジーを用いている可能性を示唆された。また幼児期ASDにおいては、以前から実施中の子育て支援の効果を明らかにした。年間を通じたプログラムにより、ASD児の言語や社会性に発達が促された。保護者の子育て不安の軽減につながった可能性がある。本研究成果は全て海外・国内論文で発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ASD発見マーカーとして生物学的指標が確立されることにより、診断システムの構築作りが可能になる可能性が出てきた。また発達の適切な段階でそれぞれの子ども・大人に適した支援や家族の支援につなげるための科学的エビデンスとして社会に還元ができたと思われる。
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