研究課題/領域番号 |
16K09276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 健康科学大学 (2018) 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター) (2016-2017) |
研究代表者 |
田中 将志 健康科学大学, 健康科学部, 講師 (60381167)
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研究分担者 |
長谷川 浩二 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 展開医療研究部, 研究部長 (50283594)
小谷 和彦 自治医科大学, 医学部, 教授 (60335510)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | TREM2 / 肥満 / 糖尿病 / 単球 / ミクログリア / 炎症 / 血管合併症 / 認知症 / 老年医学 |
研究成果の概要 |
本研究では、肥満症・糖尿病多施設前向きコホートを基盤とした横断解析より、ゲノムワイド関連解析から認知症との関連が示唆される細胞表面分子・TREM2について、その血清レベルが、糖尿病に伴う認知機能低下の新たな予知指標となる可能性を見出した。また、生活習慣病薬・オメガ3系不飽和脂肪酸が、活性化ミクログリアに対し、SIRT1を介した新規抗炎症作用を発揮することを明らかにした。本研究成果は、肥満・糖尿病による認知症の新規予知指標・効果的治療戦略の開発に大きく貢献できると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで糖尿病におけるTREM2の病態意義は不明であったが、本研究にて、血清TREM2は、糖尿病に伴う認知機能低下の新規バイオマーカーとなる可能性が世界に先駆け明らかにされた。 さらに、活性化ミクログリアにおいて、生活習慣病薬・オメガ3系不飽和脂肪酸はSIRT1活性化を介した新規抗炎症作用を発揮することを初めて明らかにし、ミクログリアの質的改善・脳内炎症抑制に繋がる新規分子基盤を見出した。これらの成果は、糖尿病に伴う認知機能低下の新規予知指標・治療戦略の開発に貢献できると考えられる。
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