研究課題/領域番号 |
16K09381
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
中尾 春壽 愛知医科大学, 医学部, 教授 (60326139)
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研究分担者 |
太田 明伸 愛知医科大学, 医学部, 講師 (30438048)
稲熊 真悟 愛知医科大学, 医学部, 講師 (80410786)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | p53 / isoform / CRSPR/CAS9 / 肝癌 / p53α / p53β / 細胞周期 / アポトーシス / p53 isoform / 肝細胞癌 / delta40p53 / delta133p53 / p53beta / cellular senescence / tumor suppression / p53アイソフォーム / TP53遺伝子 / CRSPR/Cas9 / 内在性遺伝子改変 / 細胞老化 / 細胞増殖能 / CRISPR/Cas9 / 遺伝子ターゲッティング法 |
研究成果の概要 |
CRSPR/CAS9システで△40p53および△133p53の内在性遺伝子改変細胞株を樹立し△40p53は肝細胞において細胞増殖を抑制し細胞老化の誘導することを証明した(J cell Sci 2017)。C末の構造が異なる△133p53αと△133p53βも細胞増殖を抑制し細胞老化を誘導した。p53α同士は結合するがp53αとp53βは結合しなかった。cDNAマイクロアレイ法で遺伝子発現様式を検討しp53の標的遺伝子はアイソフォーム間で異なる可能性が示唆された。ラットを用いてinvivoでのアイソフォームを解析したが加齢と共に増加するFL-p53は糖尿病ラットでは変化を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肝癌は本邦で年間3万人以上が死亡しており、肝癌の制御と撲滅は急務であるが癌の分子機構は不明な点が多い。発癌には複数の癌抑制遺伝子が関与するが、その中でもp53は多くの癌種に関与する重要な蛋白質である。近年、蛋白質のアイソフォームの重要性が認識され、その解析に注目が集まっている。我々は発癌に重要なp53蛋白質アイソフォームの肝癌における機能に着目して研究し、その一つである△40p53の肝癌での機能を世界で初めて報告した。p53には10以上のアイソフォームがあり他のp53アイソフォームにも研究を発展させた。p53アイソフォームの機能を解析することは発癌のおける分子機構の解明に貢献すると思われる。
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