研究課題/領域番号 |
16K09435
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
山本 一博 鳥取大学, 医学部, 教授 (90303966)
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研究分担者 |
加藤 雅彦 鳥取大学, 医学部, 准教授 (40362884)
衣笠 良治 鳥取大学, 医学部, 講師 (60598944)
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研究協力者 |
柳原 清孝
杉原 志伸
平井 雅之
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 心不全 / ego / 患者教育 / エゴ / 循環器・高血圧 |
研究成果の概要 |
本研究は患者のego(自我)が心不全教育の効果に与える影響を検討することを目的としている。症例登録は継続しているが、これまでに心不全増悪で当院に入院した患者の中で、同意を得られた上、MMSEが20点以下の患者、データ欠損がある患者などを除外し、これまでの段階で必要なデータを得ることができた51名を解析対象とした。Nurturing ParentあるいはAdapted Childの点数が低い患者では心不全教育後の行動変容が得にくいことが明らかとなった。この結果は、患者のegoに応じた教育プログラムを構築する必要性を示すものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心不全患者の予後改善には、患者教育の結果、適切な行動変容をもたらすことが必要である。しかし、心不全増悪で入院した際に、多職種による心不全教育を行っても、その効果には患者間での差異が大きい。我々は、このような差異をもたらす原因として患者のego(自我)の違いがあげられるのではないかとの仮説を立て、検証した。その結果、Nurturing ParentあるいはAdapted Childの点数が低い患者では心不全教育後の行動変容が得にくいことが明らかとなった。この結果は、患者のegoに応じた教育プログラムを構築する必要性を示すものである。
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