研究課題/領域番号 |
16K09444
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
山部 浩茂 熊本大学, 医学部附属病院, 特任教授 (20419641)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心房頻拍 / Caチャネル / カテーテルアブレーション / ベラパミル / リエントリー / エントレインメント / 循環器 |
研究成果の概要 |
房室弁輪部起源のCaチャネル依存性組織を頻拍回路に含む心房性頻拍で、エントレインメント法を用いてリエントリー回路の必須緩除伝導路の入口部を同定し、電位波形を検討した結果、特異的なSlow potentialが認められることを明らかにした。房室結節近傍起源のCaチャネル依存性組織を頻拍回路に含む心房性頻拍において、必須緩除伝導路の入口部を通電する方が、出口を通電するより有効性および安全性において優れていることを報告した。房室結節近傍起源のCaチャネル依存性組織を頻拍回路に含む心房性頻拍においては、頻拍の必須緩除伝導路が大動脈無冠尖の直下に位置している症例で無冠尖への通電が有用であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
房室弁輪部起源のカルシウムチャネル依存性組織を頻拍の回路内に含む心房性頻拍において、頻拍回路の詳細な解析ならびに有効な通電方について検討を行い、有益な研究結果が得られた。特に房室結節近傍起源の心房頻拍においては従来のリエントリー回路の出口を通電するよりも、入口部を同定し通電を行う新しい方法が安全でより有効性に優れていることを明らかにした。
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