研究課題/領域番号 |
16K09493
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
武田 憲彦 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (40422307)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心血管リモデリング / 線維化 / 炎症 / 心臓 / 血管 / リモデリング / 心臓リモデリング / 内科学 |
研究成果の概要 |
本研究では主に炎症プロセスに注目し、心臓および血管リモデリングの病態機構の探索を行った。この中で心臓に集積する炎症細胞・マクロファージが組織リモデリングに関与することを同定した。更に肺血流を増加させる病態モデルを作成して検討を行ったところ、炎症細胞・マクロファージが血流の増加した肺血管に集積することを見出した。これらの知見は炎症性マクロファージが心臓および血管リモデリング過程に密接に関与していることを示している知見として重要であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高血圧症など生活習慣病では心臓、血管に障害が引きおこされ、心不全などの原因になります。これまで血圧変動などがどのように心血管病を発症させるのか、その病態は十分には分かっていませんでした。本研究では炎症プロセスに着目し、それらが心臓、血管病の発症にどのように関与するかを解析しました。今回の知見をもとに、心血管病に対する新たな治療法を開発する礎となる可能性が期待できると考えています。
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