研究課題/領域番号 |
16K09578
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
|
研究機関 | 愛知医科大学 (2017-2018) 名古屋大学 (2016) |
研究代表者 |
伊藤 理 愛知医科大学, 医学部, 准教授 (60378073)
|
研究協力者 |
浅野 周一 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
高橋 光太 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
宮沢 亜矢子 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | メカニカルストレス / リモデリング / 気管支喘息 / 肺線維症 / 肺線維芽細胞 / 肺癌 / 気道平滑筋 / メカノバイオロジー / ストレッチ / 組織工学 / 肺線維化 / 喘息 / メカノトランスダクション / 細胞外基質 / 特発性肺線維症 / 基質硬度 |
研究成果の概要 |
細胞が足場として利用している基質の硬度が細胞機能に与える影響とその制御機構について検討した。 ヒト肺線維芽細胞は、硬い基質上では軟らかな基質上で培養した場合と比べ遊走能が増強し、筋線維芽細胞への分化が進むことを見出した。肺線維症の病態機序として、線維化に伴う肺の硬化が線維芽細胞の活性化を介して線維化を更に促進する可能性が示唆された。 肺がん細胞株においては、基質の硬さによってPD-L1発現が影響をうけた。がん組織の硬さが微小環境として肺がん細胞のPD-L1発現を制御し、がんの免疫回避機構に関与することが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞が足場として利用している基質の硬度を感知する基質力覚検知機構を明らかにし、肺や気道の線維化やリモデリングや病態や肺がんの免疫逃避機構の機序を解明することを目的として研究を行った。
|