研究課題/領域番号 |
16K09643
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
大蔵 隆文 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (40260385)
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研究協力者 |
三好 賢一
長尾 知明
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 高血圧 / Interleukin-18 / NaCl-co-transporter / インターロイキン-18 / 血圧調節 / NaCl co-transporter / IL-18 / NaCl cotransport / インターロイキン18 |
研究成果の概要 |
高血圧患者では、炎症性サイトカインの上昇が認められ、これによりさらなる血圧上昇をきたす。私たちは、Interleukin (IL)-18欠損マウスでは、高血圧を誘導しても、血圧上昇が軽度であることを報告した。また、NaCl co-transporter (NCC)がIL-18の受容体の一つであることが報告されている。そこで、IL-18はNCCと会合し、NCCを活性化することで血圧上昇に関与している可能性を考えた。しかしながら、本研究では、NCCの活性化が血圧調節に関与していることを明らかにすることはできなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高血圧患者では、血圧が高いだけでなく、様々な炎症性サイトカインが増加しており、動脈硬化促進に関与している。また、増加したサイトカインが直接血圧を上昇させることも知られている。本研究では、IL-18がNaCl-co-transporter (NCC) を介して、血圧調節に関与している可能性を考え研究を行った。本研究で、IL-18とNCCとの直接の関連性を明らかにすることはできなかったが、両者の関係が血圧に関連している可能性は極めて高く、今後のさらなる研究の発展が望まれる。
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