研究課題/領域番号 |
16K10003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
八ツ賀 秀一 久留米大学, 医学部, 講師 (10454919)
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研究協力者 |
古賀 靖敏
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ミトコンドリア病 / GDF15 / FGF21 / 交絡因子 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
今回の研究は、ミトコンドリア病のバイオマーカーであるGDF15とFGF21の交絡因子を明らかにすることである。正常コントロール、ミトコンドリア病としてMELAS、CPEO/KSS、Leigh症候群、疾患コントロールとして多発性硬化症、視神経炎、辺縁系脳炎を用いところ、年齢、MCH、BUN、Cr、が交絡因子の候補となった疾患コントロール群の疾患とミトコンドリア病を鑑別するときには、GDF15やFGF21は脱髄疾患もしくは脱髄を伴うような状態のときには、高めになるため注意が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
GDF15とFGF21の明かな交絡因子は見つけられなかったが、候補となるものを見つけることができた。多発性硬化症の ような脱髄疾患では、GDF15もFGF21もともに上昇傾向を示す。辺縁系脳炎では、一部が脱髄を起こすしその影響を受けていることが示唆される。この成果をもとに、基礎研究と共同して、GDF15、FGF21がどうして高値になるかを明らかにしなければならない。
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