研究課題/領域番号 |
16K10272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
小坂 一斗 金沢大学, 附属病院, 講師 (80547175)
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研究分担者 |
原田 憲一 金沢大学, 医学系, 教授 (30283112)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | MRI / 肝内胆管癌 / FDG-PET/CT / IDH1/2 / グルコーストランスポーター / 腫瘤形成型肝内胆管癌 / IDH / 画像診断 / 腫瘤形成性肝内胆管癌 / CT / EOB造影MRI / 細胆管癌 / OATP1B3 / イメージバイオマーカー |
研究成果の概要 |
肝内胆管癌は原発性肝癌の中で肝細胞癌に次いで2番目に頻度が多く、近年では世界的な患者数の増加傾向が見られている。近年の遺伝子・分子生物学的研究により、肝内胆管癌の亜分類が提唱されており、これらは個別治療に重要である。今回我々は腫瘍糖代謝が小型胆管癌では強い亢進が見られないことを免疫組織化学的に明らかにし、これらがFDG-PET検査で確認出来ることを見いだした。またIDH1/2変異を有するものはMRI検査において高ADC値を呈することを見いだした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肝内胆管癌は予後の悪い悪性腫瘍の一つであり、早期に診断して外科治療することがもっとも有効な治療である。しかし、近年肝内胆管癌には少なくとも2つの異なった亜型があることが分かっており、それらの生物学的態度や有効な治療方法も異なっていることが明らかとなっている。これらの亜分類は腫瘍から検体を取り出し、病理学的、遺伝子生物学的に検討する必要がある。本研究ではこれらの亜分類をCTやMRIによる臨床画像で診断ないし類推する可能性を示した。
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