研究課題/領域番号 |
16K10276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 耕次郎 愛知医科大学, 医学部, 教授 (60378148)
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研究分担者 |
佐竹 弘子 名古屋大学, 医学部附属病院, 准教授 (00324426)
長縄 慎二 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50242863)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 胆道癌 / CT / 胆管癌 / 画像診断 / MRI |
研究成果の概要 |
胆管癌のCTでの病変部の造影効果、正常胆管、肝実質、膵実質とのCT値の差を比較した。また、dual energy CTで撮影された症例では、胆管癌の造影効果が最も強い動脈後期相から仮想単色X線画像を作成し、水平方向、垂直方向進展に関して進展範囲を比較評価した。病変部と正常胆管、肝臓とのCT値の差は動脈後期相が、病変部と膵臓と差は、平衡相で最も大きかった。進展範囲の視覚的評価は門脈相で最も明瞭に見られるものが多く、最適な評価の時相は門脈相であった。仮想単色X線画像を用いた比較では、進展範囲の評価に差は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
根治切除しか治癒を望めない胆管癌の治療において、進展範囲を術前に正確に評価することは非常に重要である。本研究ではCTにおける様々な条件を変更して、病変部をより明瞭に描出して進展範囲を評価できる方法を研究した。本研究では病変部の評価に最適な撮影時相が明らかとなり、今後の臨床に役立てられると考えられる。一方で、当初想定していた仮想単色X線画像での進展範囲の評価に差は得られなかった。
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