研究課題/領域番号 |
16K10289
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 日本大学 (2017-2020) 琉球大学 (2016) |
研究代表者 |
岡田 真広 日本大学, 医学部, 教授 (20296700)
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研究分担者 |
沼田 和司 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 診療教授 (50237799)
武田 篤也 東海大学, 医学部, 客員教授 (80296699)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 肝 / 肝細胞癌 / 放射線治療 / Focal liver reaction / RILD / CT / MR / Pathology / 類洞内皮 / 肝細胞萎縮 / 肝細胞脱落 / 1型コラーゲン / 超音波 / MRI / 病理学 / 肝実質障害 / 放射線治療後 / SBRT / 肝機能 / 高精度放射線治療 / 放射線性肝障害 / US |
研究成果の概要 |
肝細胞癌(HCC)の放射線治療後の肝実質障害(FLR)の病理的所見を明らかにするため5例で検討した(1例は切除、4例は生検, 1.5、3、13.5、14か月後)。肝細胞癌(HCC)の放射線治療後の肝実質障害の病理的所見をまとめると放射線治療後の組織学的変化は、初期段階ではまず類洞内皮が消失し、類洞壁に不規則な網目状の染色パターンが見られ、 次に肝細胞が萎縮・脱落し、網目構造が拡大する。 後期になると、1型コラーゲンの増加や前駆細胞からの肝細胞の再生などの変化が見られる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肝細胞癌(HCC)の放射線治療後の肝実質障害の病理的所見を明らかにするため5例で検討した(1例は切除、4例は生検)。肝細胞癌(HCC)の放射線治療後の肝実質障害の病理的所見をまとめると放射線治療後の組織学的変化は、初期段階ではまず類洞内皮が消失し、類洞壁に不規則な網目状の染色パターンが見られ、 次に肝細胞が萎縮・脱落し、網目構造が拡大する。 後期になると、1型コラーゲンの増加や前駆細胞からの肝細胞の再生などの変化が見られる。我々の研究は今まで明らかでなかった放射線治療後の肝実質障害の病理像を解明し、将来の安全な放射線治療の実現のために寄与できる。
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