研究課題/領域番号 |
16K10316
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
新田 哲久 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (40324587)
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研究分担者 |
渡邉 尚武 滋賀医科大学, 医学部, 客員助教 (60570364)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 動脈硬化 / 高脂血症剤 / MRI / 病理 / 高脂血症 / ウサギ / 抗コレステロール血症 / WHHL-MIウサギ / マクロファージ / 造影 / RAM11 / 画像 / 動物 / WHHL / BLADE/PROPELLER / 医療 |
研究成果の概要 |
結果:プロブコール(+)食餌群の血管壁における膠原線維の割合は、プロブコール(-)食餌群と比較して有意に少なかった。弾性繊維の割合に差は認めなった。脂肪抑制T2強調像のSWRの値と血管壁内の膠原線維に対する弾性線維の割合(PEF / CF)との間の相関係数は0.48であった。脂肪抑制T1強調像のSWRの値とPEF / CFとの相関係数は、0.31、脂肪抑制Gd造影T1強調像のSWRの値とPEF / CFとの相関係数は-0.34であった。 結論:プロブコールには抗動脈硬化作用があり、動脈硬化の進展は脂肪抑制T2強調像のSWRの値で客観的に評価できる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
動脈硬化病変の治療効果判定は、血中の脂質の測定で行われることが一般的である。直接血管壁の評価を行っているわけではない。MRIを用いて治療効果の判定を行うことが出来れば、全身の血管の治療効果の過程を可視化することが出来、有用性が高い。我々は、治療効果の判定にMRIを使用できることを証明した。
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