研究課題/領域番号 |
16K10381
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
高尾 聖心 北海道大学, 大学病院, 助教 (10614216)
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研究分担者 |
宮本 直樹 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (00552879)
清水 伸一 北海道大学, 医学研究院, 教授 (50463724)
松浦 妙子 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (90590266)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 陽子線治療 / adaptive放射線治療 / コーンビームCT / adaptive陽子線治療 / 医学物理 / 相互作用放射線治療 / 治療効果誘導放射線治療 / Adaptive放射線治療 |
研究成果の概要 |
本研究では、放射線治療において位置決め用コーンビームCT(CBCT)画像を活用することにより治療効果の変化を定量的に推定・評価し、さらにその結果に基づいて治療方針の更新を誘導する治療効果誘導放射線治療技術を確立した。要素技術としてCBCT画像の画質改善、陽子線スポットスキャニング治療における水等価厚の算出を行い、水等価厚の変化から治療効果を推定する手法を確立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、治療の経過に伴う治療効果の変化を定量的に評価するための適切な臨床指標の導出により治療効果誘導放射線治療の基礎技術を確立させた。これにより、これまで治療者側の都合、あるいは経験に基づく判断で実施されていたAdaptive 治療を理想的に発展させた、真に患者様態の変化に適合した治療が実現する。放射線治療の更なる高精度化と高効率化につながり、その社会的意義は大きいと考えられる。
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