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新規マグネシウム合金を用いた自動縫合器に搭載可能な吸収性ステープルの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K10426
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関神戸大学

研究代表者

福本 巧  神戸大学, 医学研究科, 教授 (70379402)

研究分担者 吉田 俊彦  神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (00714669)
具 英成  神戸大学, 医学研究科, 名誉教授 (40195615)
荒井 啓輔  神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (70761261)
田中 基文  神戸大学, 医学研究科, 助教 (80435560)
保原 祐樹  神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (20821680)
田井 謙太郎  神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (50821683)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード生体吸収性 / マグネシウム合金 / 医療機器 / ステープル / 自動縫合器 / ステープラ / 外科手術 / 吸収性 / 自動吻合機 / 新規マグネシウム合金 / 生体吸着性 / 開発
研究成果の概要

腹腔鏡手術等で多用される自動縫合器のステープル(ST)は、チタン合金製で感染の原因や画像診断の妨げとなる。その解決のためマグネシウム合金製の生体吸収性STの開発を目指した。
工学研究科の研究者と連携しSTの提供を受けた。当該STを装填した既存の自動縫合器にてビーグル犬の胃部分切除術(胃の大弯側1/4程度を切離)を行った。一般状態、体重、血液学的・血液生化学的検査を経時的に評価し、打込後2週又は4週に犠死させた。胃部分切除部の縫合不全は全例で認めず、当該ST打込による血液検査、全身状態の変化も認めなかった。STは打込後2週には軽度の変形、4週には強い変形を認めたが、十分な強度が保たれていた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

当該研究は、臨床医でもある医学研究科の研究者と、工学研究科の基礎科学研究者との医工連携による研究の成果であり、医療機器研究開発の理想的な体制を築いている。
チタン合金製ステープル(ST)は感染の原因や画像診断の妨げとなるが、当該吸収性STの開発によってこれらの問題が解決される。患者の不利益の解消によってQOL改善に寄与する。STを装填する自動縫合器(ステープラー)は海外メーカーが独占しているのが現状であり、既存のSTに勝る当該吸収性STの開発によって、自動縫合器の開発が促進され、日本発の医療機器の開発に貢献することができる。

報告書

(2件)
  • 2018 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2023-03-23  

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