研究課題/領域番号 |
16K10478
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 順天堂大学 (2017-2019) 東京医科大学 (2016) |
研究代表者 |
藤田 知之 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00419392)
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研究分担者 |
藤森 実 東京医科大学, 医学部, 兼任教授 (00262725)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 甲状腺未分化癌 / チロシンキナーゼ阻害薬 / 標的治療 / 新規治療 / JAK阻害剤 / 癌 |
研究成果の概要 |
レンバチニブ(LEN)感受性甲状腺未分化癌(ATC)細胞株と、LEN耐性ATC細胞株を用い、LENを添加した前後の遺伝子プロファイルの差異をマイクロアレイ解析し、LEN感受性・体制に重要なバイオマーカーと新規治療薬候補遺伝子を探求した。GO解析およびPAGE解析により感受性株と耐性株では、まったく異なる転写因子群の発現変化がおこり、これらがLEN感受性のバイオマーカーになる可能性を示した。また、IPA(Ingenuity Pathways Analysis)解析により、LEN感受性に関与する可能性が高い候補遺伝子を同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
悪性度が高い甲状腺未分化癌においてレンバチニブ耐性症例に対する治療開発が求められている。われわれは独自に所有するレンバチニブ耐性株と感受性株を用いて、レンバチニブ感受性・耐性に関与するバイオマーカーおよび候補遺伝子を同定した。同様の研究は現在まで報告がなく、独創的であるといえる。さらにメカニズム解析、バイオマーカー解析を行っていけば、レンバチニブ耐性甲状腺未分化癌治療に有効な新規治療薬の開発に繋げることが可能となり、甲状腺未分化癌に苦しむ患者を救うことができるかもしれない。
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