研究課題/領域番号 |
16K10535
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
荒木 俊光 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (70343217)
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研究分担者 |
大北 喜基 三重大学, 医学系研究科, 助教 (20378342)
内田 恵一 三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (30293781)
井上 幹大 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (30422835)
大竹 耕平 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (40378344)
楠 正人 三重大学, 医学系研究科, 教授 (50192026)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | クローン病 / 再発 / 抗TNF抗体 / サイトカイン / IL-6 / 手術 / マイクロRNA / IL-23 / 狭窄 / 薬剤耐性 / 外科 |
研究成果の概要 |
小腸型、小腸大腸型クローン病においてIL-6 IN/CO ratio手術的再発ハイリスク群同定の有用なpredictive markerであり、術後寛解維持療法選択の一助となる可能性が示唆された。Agingに関わるmiR124,miR137,miR9のmethylationの検討では、miR137は、炎症部と非炎症部で差は認めたものの、再狭窄や瘻孔形成になどのpredictorにはならなかった。プロテオミクスとmiRNAのメチル化解析を統合した結果、有意な関連性を示すことはできなかった。またT細胞受容体レパトア解析での検討には進めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
クローン病における術後の抗TNF抗体製剤抵抗性の因子が同定されることによって、他の治療薬選択の一助となる可能性が示唆され、これによってクローン病の予後はさらに改善されることが期待できる。また、このことは手術を受ける前の病変にも応用できる可能性があり、通常の内科的治療選択の際の指標となるかもしれない。
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