研究課題/領域番号 |
16K10557
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 熊本大学 (2017-2018) 公益財団法人がん研究会 (2016) |
研究代表者 |
日吉 幸晴 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (30573612)
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研究分担者 |
秋吉 高志 公益財団法人がん研究会, 有明病院 消化器外科, 医長 (50625598)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 直腸癌 / 化学放射線療法 / 効果予測 / microRNA / miR-143 / 血清 / CRT / PCR / microarray |
研究成果の概要 |
直腸癌術前化学放射線療法(CRT)の効果予測マーカーとしての血清中microRNA(miRNA)の有用性を検討した。がん研有明病院で術前CRT後に手術を行った下部直腸癌症例の血清中miRNAを解析し、CRT効果の予測マーカーを同定した。18種類のmiRNAの発現をreal-time PCRによって解析し、血清中miR-143の発現がCRT効果と相関していることを同定した。この研究成果はOncotarget誌に掲載された(Oncotarget 2017;8(45):79201-79211)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
直腸癌術前CRTの効果予測マーカーに関する過去の報告はまだ少ない。本研究では、近年消化器癌のバイオマーカーとして注目されている血清中miRNAが直腸癌術前CRTの効果予測マーカーになりうるかどうかを検討した。単一施設で症例数の少ない検討であり、本研究の結果が即臨床に応用されるものではないが、直腸癌CRTの新規効果予測マーカーを同定できたことは学術的に重要であると考えられる。今後、症例数を増やして網羅的な解析を行っていきたい。
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