研究課題/領域番号 |
16K10645
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
打田 裕明 大阪医科大学, 医学部, 助教 (70736834)
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研究分担者 |
大矢 裕一 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (10213886)
伊井 正明 大阪医科大学, 研究支援センター, 講師 (10442922)
根本 慎太郎 大阪医科大学, 医学部, 教授 (20237811)
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研究協力者 |
永塚 健宏
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | サイトカイン / 血管新生因子 / 温度応答型生分解性ポリマー / ゾルーゲル転移 / 脂肪由来幹細胞 / 細胞内包ポリマー / 慢性心筋虚血 / 脂肪由来細胞 / ゾル-ゲル転移 / 脂肪細胞由来幹細胞 |
研究成果の概要 |
梗塞に陥った心筋に脂肪組織由来間葉系幹細胞(AdSC)を注入して心機能を改善させる試みがなされているが、より良い効果を得るためにはAdSC生着の改善が必要である。AdSCの増殖かつ血管新生タンパク分泌が可能であるポリマー(体温で液状からゲル化するため組織注入と定着が可能)の作成に成功した。このAdSC含有ポリマーをマウス梗塞心筋に注入したところ、AdSC生着、毛細血管密度、そして心機能のより良い改善が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児領域の冠動脈狭窄および閉塞病変に対する血行再建に成人で確立された治療の適用は困難であるため、傷害心筋での血管再生を直接誘導する必要がある。本研究はその直接的治療を探索するTranslational researchである。AdSCの局所投与に有効なデリバリー法の抽出を医工連携研究から可能とした。各構成要素の最適化と規格化、そして生物学的安全性の検証を加えることで臨床応用への展開が可能である。
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