研究課題/領域番号 |
16K10680
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
舟木 壮一郎 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (50464251)
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研究分担者 |
南 正人 大阪大学, 医学部附属病院, 准教授 (10240847)
川村 知裕 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30528675)
奥村 明之進 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教授 (40252647)
新谷 康 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (90572983)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 肺癌 / 胸腺上皮性腫瘍 / 腫瘍免疫 / がん免疫 / PD-L1 / 胸腺癌 / 上皮間葉移行 / PD-1/PD-L1 / 原発性肺癌 / 免疫チェックポイント / 癌免疫 / 非小細胞性肺癌 / 抗癌剤耐性 / 肺外科 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
肺癌をはじめとする胸部悪性腫瘍における免疫チェックポイント分子Programmed cell death 1 Ligand 1(PD-L1)に対する発現とその臨床病理学的背景の関係を明らかかにした。その結果、PD-L1発現上昇しているものほど、再発率が高かった。またそのは発現制御を調べるため分子生物学的手法を用いて解析した結果、PD-L1の発現と、上皮間葉移行(Epithelial mesenchymal transition;EMT)が関与していることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
悪性腫瘍に対して従来からの手術、化学療法、放射線治療に続く第4の治療法としてがん免疫を利用した免疫チェックポイント阻害剤の有効性が報告されている。これは悪性新生物としてのがんに対しての免疫チェックポイント分子が免疫抑制に関与していることが判明しており、この関連性を排除することで、がんに対する免疫力を復活させて治療する全く新しい方法であるが、この免疫チェックポイント分子の発現機構については分かっていなかった。本研究では、その発現機構の一端を明らかにし、従来との治療に加えたcombination 治療の可能性について論じた。
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