研究課題/領域番号 |
16K10749
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
金森 政之 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (60420022)
|
研究分担者 |
麦倉 俊司 東北大学, 大学病院, 准教授 (20375017)
前川 正充 東北大学, 大学病院, 助教 (70572882)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 神経膠腫 / 代謝産物 / 予後予測 / 分子診断 / MR spectroscpopy / 質量分析 / preoperative / molecular / diagnosis / glioma / Glioma / proton MR spectroscopy / バイオマーカー / 悪性神経膠腫 |
研究成果の概要 |
神経膠腫は予後不良な疾患である。本研究では腫瘍の代謝産物を非侵襲的または迅速な方法で評価し、術前・術中の分子診断、および治療反応性の早期予測に役立つ方法を確立することを目的とした。1H-MR spectroscopy、mass spectrometryにて生体内または組織内の代謝産物を評価する方法を確立し、バイオマーカーとしての有用性を検討した。研究期間中に腫瘍組織から10分で代謝産物の測定が可能となる方法を確立し、またIDH変異型神経膠腫の予後予測および予後の異なるサブタイプの鑑別に有用となる代謝産物を同定した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により術前や術中の遺伝子診断につながる簡便な方法が確立された。また遺伝子異常の予測が可能となる代謝産物が同定された。今後、神経膠腫に限らず、網羅的な代謝産物の解析がすすむことが予測され、代謝産物による予後予測や腫瘍のサブタイプの診断が可能となることを示すことができたことが本研究と意義と考える。
|