研究課題/領域番号 |
16K10759
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
竹崎 達也 熊本大学, 病院, 助教 (50712402)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 悪性グリオーマ / テモゾロミド / 局所再発 / 初代培養株 / グリオーマ初代培養株 / ヒトグリオーマ初代培養株 / 皮下連続継代モデル / ドラッグデリバリー / フィブリン糊 |
研究成果の概要 |
本研究の主たる目的は、血液脳関門の存在により薬剤の到達性が限られる悪性グリオーマ局所に対し、抗癌剤などの治療薬剤を効率よく至適濃度に到達させる新しいドラッグデリバリーシステムを開発し、臨床応用を目指すことである。この目的を達成するために「ヌードマウスに移植された患者検体由来グリオーマ初代培養株移植片内にテモゾロミド混合フィブリン糊製剤を局所投与したとき腫瘍増大抑制効果を期待できる」ことを本研究で明らかにしたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膠芽腫(悪性グリオーマ)患者の平均生存期間は摘出術と放射線化学療法を併用しても約14ヶ月であるが、膠芽腫は腫瘍摘出腔周囲からの再発が圧倒的に多く、これは腫瘍境界部に治療抵抗性のグリオーマ幹細胞と膠芽腫ニッチが存在することを示唆する。局所再発を防ぐことができれば膠芽腫の治療成績の向上が期待でき、その学術的意義、社会的意義は非常に大きいと考えられる。
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