研究課題/領域番号 |
16K10771
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
新田 雅之 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (70588269)
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研究分担者 |
丸山 隆志 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (40301543)
赤川 浩之 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (60398807)
増井 憲太 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (60747682)
安田 崇之 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (70725366)
都築 俊介 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (90746794)
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研究協力者 |
村垣 善浩
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | glioblastoma / stem cell / cMyc / anti tumor effect / 膠芽腫 / エピジェネティクス / myc / 腫瘍幹細胞 / 再発 / 脳腫瘍学 |
研究成果の概要 |
本研究の成果として以下の結果が得られた。 膠芽腫において、再発時と初発時では再発時においてcMycやSox2といった幹細胞マーカーの発現がより上昇していた。このことは腫瘍の再発には腫瘍細胞の幹細胞化が関わっていることを示唆した。次に腫瘍組織からの培養細胞を確立し、cMyc発現の高い細胞株を用いてcMyc発現を抑制させる薬剤と、DNA損傷抗がん剤を投与したところ、単独投与に対して抗腫瘍効果を示した。これらの知見は、膠芽腫において、腫瘍の幹細胞化を抑制する治療法の基礎となった
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
致死性が高く、有効な治療法が存在しない膠芽腫は平均生存期間が2年に満たない非常に悪性度の高い腫瘍で、腫瘍の中に存在する幹細胞が治療抵抗性の原因の一つと考えられている。今回の成果は、腫瘍の幹細胞化を抑制することを用いた新たな治療法の開発の基礎となったと考えられる
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