研究課題/領域番号 |
16K10804
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 秋田県立循環器・脳脊髄センター(研究所) |
研究代表者 |
菅原 卓 秋田県立循環器・脳脊髄センター(研究所), 医工学研究部, 研究部長 (80241660)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | インプラント形状 / チタン合金 / 骨再生 / チタンプレート / 微細加工 / チタン / インプラント / 骨癒合 / 骨再生誘導 |
研究成果の概要 |
チタン製インプラントの形状と骨再生の関係につき、in vitroとin vivoで研究を行った。in vivo実験では様々なサイズのメッシュ孔を穿った6-4チタン製プレートを人工体液中に1週間浸漬し、表面の結晶の析出・X線回折による同定を行い、骨誘導能を評価した。また、同様のチタンプレートをビーグル犬の頭頂骨、腸骨に移植してCTでフォローし、3か月後にプレートを骨ごと摘出し、視診・触診・高解像度CT・走査電顕により骨再生を評価した。その結果、最も骨再生を促進するメッシュ孔は直径2mm前後であり、今後のインプラント開発に応用できると考えられた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
チタン製インプラントは骨補強・補填のためにひろく使用されているが、どのような形状が骨再生を促すかは十分な研究がされていなかった。今回、様々な形状のチタンプレートにおける骨再生をin vitroとin vivoで検証した。その結果、直剣2mmの円形のメッシュ構造が最も骨再生を促すことが判明し、今後インプラント形状の決定において重要な知見と考えられる。
|