研究課題/領域番号 |
16K10902
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
星野 祐一 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (40718384)
|
研究分担者 |
松下 雄彦 神戸大学, 医学研究科, 講師 (40467650)
黒田 良祐 神戸大学, 医学研究科, 教授 (80379362)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 膝前十字靭帯損傷 / 半月板損傷 / 回旋不安定性 / 膝前十字靭帯 / 前十字靭帯再建術 / 膝前外側関節包靭帯 / 前十字靭帯損傷 / 前外側関節包靭帯損傷 / スポーツ医学 |
研究成果の概要 |
前十字靭帯損傷膝における前外側関節包靭帯損傷の膝回旋不安定性への影響は認められず、一方、半月板損傷、特に外側半月板損傷の合併が回旋不安定性に及ぼす影響が確認された。また、前十字靭帯再建術後1年の経過で内外側半月板合併損傷膝では半月板損傷のない膝に対して回旋不安定性が大きかった。また半月板を修復術で治療した症例は半月板合併損傷の無い膝に比べて回旋不安定性は同等である一方、部分切除術症例においては半月板合併損傷のない膝に対して有意に大きな回旋不安定性を残していた。よって、前十字靭帯損傷に伴う半月板の合併損傷は修復を行わなければ術後に回旋不安定性を残存させる要因になると考えられた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膝前十字靭帯損傷では半月板損傷を合併する例も多いが、特に外側半月板損傷の合併に関しては、過去の報告に基づき、保存的に修復しないで治療することが多かったが、今研究の結果からは、半月板の合併損傷を見た場合には可能な限り修復して治療を行うことが、回旋不安定性を制御するという点で望ましいと考えられる。積極的な前十字靭帯損傷に伴う半月板損傷に対する修復術の治療が、今後の治療成績を改善させることが期待できる。
|